プロフェッショナル向けのドライヤーブランドであるNobbyは、創業以来50年以上もの間、全国の美容院やサロンで愛されています。Nobbyが製造しているシリーズの中でも根強い人気を誇る機種がnbs1100とnbs500です。nbs1100は2018年発売、nbs500は2020年発売と、型番で誤解されがちですが、nbs500の方が新しい機種になります。
この記事を読んでいる方は、
- Nobbyのnbs1100とnbs500の具体的な違いについて知りたい!
- nbs1100とnbs500の価格はどれくらい違うの?
- 私はnbs1100とnbs500のどちらを選べばいいの?
といった悩みを抱えているのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ブランドのNobbyについての基本情報、nbs1100とnbs500の機能や価格の違い、口コミやレビューなど、購入者の反応にどのようなものがあるかを紹介していきます。
「Nobbyのヘアアイロンを使っているけど、最新の情報を知りたい!」といった悩みや「いつも使っているヘアアイロンから他社のものに買い替えてみたい」といった方の悩みに寄り添う記事になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
Nobbyのプロフェッショナル向けヘアアイロンとは?
Nobbyは株式会社テスコムが展開する理美容ブランドです。1978年に初期型のドライヤー(nb1200)を発売する前から、美容室からのヒアリングを重ねて商品開発をしていました。プロも納得する機能性・安全性を追求した商品の数々は、今も根強いファンを増やし続けています。
Nobbyのヘアアイロンは、主に3つの軸で商品展開をされています。
- ブレ・ムラ・不均一を徹底予防する機能性ヘアアイロン
- 男性やショートの人向けのアレンジ特化型ヘアアイロン
- スタイリングトレンドにも柔軟に対応できる基本性能を底上げしたカールアイロン
自分の普段のヘアスタイルや、これから挑戦したいヘアスタイルに合わせて、ヘアアイロンを選ぶことが可能です。プロ仕様のNobby製品の特性を知ることで、自分が普段使っているヘアアイロンが、どのようなヘアアレンジに適しているのかを知ることもできます。
nbs1100やnbs500は、一般的なヘアアイロンと同様に、乾いた髪に使うのが基本です。浴室など湿気の多い環境での使用は要注意。髪が乾きにくいだけでなく、高温のヘアアイロンに長時間髪を触れさせてしまうことになり、火傷や髪へのダメージが大きくなってしまいます。Nobbyのヘアアイロンは設定温度を細かく設定できる製品もあるため、髪質が繊細な方は、しっかり機能面のチェックをして選びましょう。
nbs1100やnbs500がユーザーに喜ばれるポイントの1つとして、設定温度への到達時間が短いことが挙げられます。「ヘアケアやヘアアレンジは時間がかかる」というイメージにより、これまでヘアアレンジを自宅で楽しめなかった人にも支持されています。
Nobbyのヘアアイロンnbs1100とnbs500の基本仕様を比較
Nobbyのnbs1100とnbs500の基本仕様を以下の表にまとめました。
品番 | nbs1100 | nbs500 |
---|---|---|
価格(税込) | 36,300円 | 13,750円 |
電源 | AC 100V 50/60Hz | AC 100V 50/60Hz |
消費電力 | 0-450W | 32W |
アイロン部温度 | 200℃ | 200℃ |
電源コード | 3.0m | 3.0m |
質量 | 325g | 330g |
寸法 | 高さ67✕幅249✕奥行31mm | 高さ75✕幅239✕奥行29mm |
モード切替機能 | 3種類 | 2種類 |
自動電源オフ | あり | あり |
レジューム機能 | あり | あり |
ラク抜きプラグ | あり | あり |
静電気抑制プロテクトイオン | あり | なし |
それぞれの具体的な違いについては、以下の5点を解説していきます。
- 価格の違い
- 消費電力の違い
- 質量の違い
- モード切替機能の違い
- 静電気抑制プロテクトイオンの違い
nbs1100とnbs500の価格の違い
nbs1100とnbs500の価格の違いは以下の通りです。
品番 | nbs1100 | nbs500 |
---|---|---|
価格(税込) | 36,300円 | 13,750円 |
定価ではnbs1100の方がnbs500と比べて2万円以上も高額です。しかし、あくまでもプロが使用する前提での機能面で価格も決まるため、個人で使用する分にはどちらも高品質と言えるでしょう。
nbs1100とnbs500の消費電力の違い
nbs1100とnbs500の消費電力の違いは以下の通りです。
品番 | nbs1100 | nbs500 |
---|---|---|
消費電力 | 0-450W | 32W |
取扱説明書の表記で比較すると、消費電力はnbs1100に比べてnbs500の方が圧倒的に低く記載されています。しかし、仕様説明の欄に「消費電力は、温度制御のため0~700Wに変動します」との追記もあるので、一概にnbs500の方が省エネになるとは言えません。ご自身の使い方や温度設定の兼ね合いにも影響するようです。
nbs1100とnbs500の質量の違い
nbs1100とnbs500の質量の違いは以下の通りです。
品番 | nbs1100 | nbs500 |
---|---|---|
質量 | 325g | 330g |
nbs1100とnbs500とでは、nbs500の方が5gほど質量が大きいです。価格の違いと見比べると、nbs500の方が価格に対して重厚感のある機種と感じるかもしれません。
nbs1100とnbs500のモード切替機能の違い
nbs1100とnbs500のモード切替機能の違いは以下の通りです。
品番 | nbs1100 | nbs500 |
---|---|---|
モード切替機能 | 3種類 | 2種類 |
一言にヘアアイロンと言っても、ユーザーの髪質は人によって様々です。より多くのユーザーのヘアアレンジに対応できるよう、nbs1100にもnbs500にもモード切替機能があります。実装されているモードには3種類があります。
- NORMALモード:標準モードです。
- POWERモード:設定温度を維持するために、施術中に温度の低下を検出すると一時的にしゅちゅ力を上げるモードです。
- HAIR CAREモード:一時的に出力を抑え、新生部から毛先に進むにつれ温度が下降しやすくなり、傷んだ毛先をいたわるモードです。
nbs1100には上記3種類すべてのモードが実装されていますが、nbs500はNORMALモード、POWERモードのみが実装されており、HAIR CAREモードはありません。
nbs1100とnbs500の静電気抑制プロテクトイオン実装の違い
nbs1100とnbs500の静電気抑制プロテクトイオン実装の違いは以下の通りです。
品番 | nbs1100 | nbs500 |
---|---|---|
静電気抑制プロテクトイオン | あり | なし |
nbs1100とnbs500とでは、nbs1100の方に静電気抑制プロテクトイオンが実装されています。プロテクトイオンは、プラスイオンとマイナスイオンを同時に放出することで、髪の広がりの一因となる静電気を抑える技術です。髪の広がりを抑え、艶やかにまとめる仕上がりにしたい人は、プロテクトイオンの実装をヘアアイロン選びのポイントにしても良いでしょう。
nbs1100とnbs500に共通している便利機能
nbs1100とnbs500のどちらにも実装されている機能がいくつかあります。どれもヘアケアには欠かせないもので、特に時間との勝負である美容室向けであることから、個人で使用しても時短効果などの恩恵があります。
ここでは以下の3点について解説していきます。
- 設定の手間いらず!レジューム機能
- 省エネに貢献する自動電源オフ機能
- プロ仕様をサポートする特殊コーティング
設定の手間いらず!レジューム機能
nbs1100とnbs500どちらにも、レジューム機能が実装されています。
レジューム機能とは、施術後にプラグを抜いても、最後に使用した際にユーザーが設定した情報(設定温度・モード)を保存する機能です。
次回電源を入れた際に、保存された直近のモードで起動するため、毎回細かい設定をする必要がありません。
省エネに貢献する自動電源オフ機能
nbs1100とnbs500どちらにも、自動電源オフ機能が実装されています。
最後にスイッチを操作してから60分後にアラートが鳴る設定になっており、アラートに対応してスイッチ操作することによって、稼働時間が30分延長される機能です。
電源の切り忘れなどを未然に防ぐことができるので、安心して使うことができます。
プロ仕様をサポートする特殊コーティング
nbs1100とnbs500どちらにも、Nobbyの特殊素材によるコーティングが施されています。
長年、理美容業界のプロたちに向けたブランドだけあって、髪へのダメージを軽減する技術開発には信頼と実績があります。
仕上がりの艶感、髪質のサラサラ感を保持しつつ、ユーザーそれぞれの髪質に寄り添ったストレートアイロンとしての役割を果たしてくれます。
Nobbyのnbs1100とnbs500の口コミやレビュー
ここではNobbyのnbs1100とnbs500の口コミやレビューを紹介しましょう。
最もコメントが多いことを重視して、nbs1100はYahooショッピングでの口コミ・レビュー、nbs500は、Amazonでの口コミ・レビューを引用して紹介します。
NobbyのNBS1100の口コミやレビュー
NBS1100は2024年1月時点でYahooショッピングにおいて89件のレビューがあり、星4.79の高評価を獲得しています。ここでは一部を引用してみましょう。
口コミ①:軽くて使いやすい
今まで使っていた品よりつかいやすく数段良いです。
お値段も少し安く買えたし、重さが軽いのが使いやすいです。
口コミ②:細かな温度設定で髪に優しいのに伸びます。
今まで使っていたヘアアイロンは何だったのかと思うほど髪がまっすぐに伸びます。細かな温度設定もできるので髪が傷まないよう低めの温度で設定してもしっかりと伸びます。
夜、お風呂上りにドライヤーで髪を8割くらい乾かしてからNobbyで仕上げてしっかり伸ばしておけば、朝は前髪に少しあてるだけでオーケーです。加齢で髪のうねりが強くなり、半年に一回縮毛矯正をかけていましたがNobbyがあればもう必要なさそうですね。
もっと早く買えば良かったと思いました。
口コミ③:美容師です。
美容師です。まだ縮毛矯正には利用していませんが、娘のくせ毛に使用したところ、つやっつやのまっすぐになりました!
アイロン自体軽くて使いやすいですし、デザインもかっこいいです。
引用元:Yahooショッピング
nbs1100は5℃刻みの温度設定に対応しています。ユーザーの髪質に合わせた温度設定と、時間のかからない到達時間による時短効果、軽さと使い勝手の良さに関する口コミが多くみられました。
Nobbyのnbs500の口コミやレビュー
nbs500は2024年1月時点でAmazonにおいて511件のレビューがあり、星4.5の高評価を獲得しています。ここでは一部を引用してみましょう。
口コミ①:美容院と同じものを
元々 持っているアイロンは大きく重いので使いにくく しまいっぱなしになっていました。
美容院に行った時 直ぐ熱くなる小型のアイロンを見て 商品名を聞いて即購入しました。
小さいのでとても使いやすく重宝しています口コミ②:文句なし!
初めてメンズ用のヘアアイロンを買いましたが、女性用のと違い15mmの幅であるのがとてもいいなと感じました。
僕はミディアムショートくらいのマッシュなので、幅が大きいnobbyの1000代より、500を買って良かったなと思っています。アイロンに関しては、温度が160℃に到達するのも早いですし、アイロンの部分が布で覆われており、火傷しないところが高評価です。またコードが長く、アイロンに固定されている部分が360°動くため絡まらないのもいいなと思いました。
口コミ③:細いので髪の根本のクセがよく伸びる
商品が届いた時、なんだか細くて頼りないなぁと感じたのですが、その細さのおかげで根元の縮毛がよく伸びる‼︎毛先も外巻き、内巻き、どちらも簡単に作れます。
希望の温度になる時間もあっという間。気に入っています!Nobbyのドライヤーは使っていたのですが、ヘアーアイロンは初めてですが、買って良かったです。
引用元:Amazon
nbs500は、価格に対するパフィーマンスの良さを評価する声が多く見受けられました。プレートが他シリーズより細く設計されているため、ヘアアレンジを細部までこだわりたい方にとって重宝できるようです。
Nobbyのnbs1100とnbs500がおすすめの方
「結局、私にはNobbyのnbs1100とnbs500どっちがおすすめなの?」といった疑問を抱えている方もいるはず。
そこで最後にnbs1100とnbs500がどのような方におすすめなのか、それぞれ解説していきましょう。
nbs1100がおすすめの方
nbs1100がおすすめの方の特徴は以下の通りです。
- 髪の広がりが強く、ごわつきが気になる方
- ヘアセットが必須な職業の方
- 本格的なヘアアレンジを楽しみたい方
nbs1100の魅力として、静電気抑制プロテクトイオンが挙げられます。ヘアアイロンの後に今度は静電気による髪の広がりを整える手間はできればカットしておきたいところですよね。特に、ヘアセットの頻度が多い方は、毎回そこに時間をかけてもいられません。
頻度高く、長く使うためにも、少し価格は高めになりますがnbs1100で一気にストレスの種を一掃してしまうのがおすすめです。
nbs500がおすすめの方
nbs500がおすすめの方の特徴は以下の通りです。
- ヘアアレンジを細部までこだわりたい方
- 安価で高性能なヘアアイロンを使いたい方
- 髪の根元までアイロンをかけたい方
nbs500はnbs1000代に対して2万円以上も安く購入できるため、Nobbyシリーズファンの間では「安くて高性能」という声が多く挙がっています。買い替えを検討しているが、Nobbyシリーズは初めてで機能性を試したい、という方にはおすすめです。
Nobbyのヘアアイロンnbs1100とnbs500の個性を知って、自分の髪質に合ったヘアアレンジを楽しもう【まとめ】
この記事では、ブランドのNobbyについての基本情報、nbs1100とnbs500の機能や価格の違い、口コミやレビューなど、購入者の反応にどのようなものがあるかについて解説しました。
「普段からヘアアイロンを使っていてNobbyは知っているけど、製品にどんな魅力があるのか知りたい!」といった悩みや「ヘアアイロンの買い替えを検討しているけど悩んでいる…」という悩みを抱えていた方の力になれたのではないでしょうか。
身だしなみを整えるのは手間もお金もかかりがちです。決して安くない買い物ですから、使い勝手や機能性など、費用対効果は気になるところだと思います。Nobbyの製品にもいろいろなシリーズがあるので、自分と相性の良い製品と出会い、オシャレに対するストレスが少しでも軽くなったら良いですね。
なお、このブログでは「ヘアアイロンのnbs1100とnis3000の違い」などについての記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
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