現代はインターネットが普及し、仕事も趣味もパソコンやタブレット、スマートフォンで網羅できてしまう時代です。その中で、動きの少ない日常が原因となり、生活習慣病や血行不全、同じ姿勢の連続による慢性的な腰痛などが急速に広がっています。
今となっては、肩こり・腰痛などはデスクワークをする社会人だけの悩み事ではありません。ゲームや動画配信サービスなど、娯楽さえも座ったままの姿勢で楽しめる現代ですから、老若男女問わず、運動不足に対する改善が求められています。
しかし、適度な運動やストレッチ、マッサージによる血行促進など、やれば良いものが分かっていても、なかなか時間が取れずに諦めている人も少なくありません。
ジムに行ったりランニングをしたりと、外に出る時間が確保できない人は、なるべく自宅での時間をケアに回したいのではないでしょうか。THRIVE(スライヴ)は幅広いマッサージャーを製造しており、MD-8670やMD-8671はシートマッサージャーというカテゴリの機種です。
この記事を読んでいる方は、
- THRIVEのMD-8670とMD-8671では何か違いがあるの?
- MD-8670とMD-8671を使っている人はどこに魅力を感じているの?
- 私はMD-8670とMD-8671のどちらを選べばいいの?
といった悩みを抱えているのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ブランドのTHRIVEについての基本情報、MD-8670とMD-8671のスペックや価格などの違い、口コミやレビュー、そして今この記事を読んでいる方にはMD-8670とMD-8671のどちらがおすすめかについて解説していきます。
「購入する前に、使っている人の声を聞きたい!」といった悩みや「マッサージャーの違いがよくわからない…」といった方の悩みに寄り添う記事になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
THRIVE(スライヴ)の販売元
ここでは、THRIVEシリーズを製造販売している大東電機工業株式会社の基本情報などを紹介していきます。
製造販売元:大東電機工業株式会社の基本情報
THRIVEの製造販売元である、大東電機工業株式会社の基本情報は以下の通りです。
企業名 | 大東電機工業株式会社 |
製造品 | クリッパー |
マッサージ機器 | |
フィットネス機器 | |
登録認可 | 医療機器製造販売業許可番号 27B2X00055 |
国内事業 | THRIVEの展開 |
海外事業 | OEM等の製造で展開 |
大東電機工業株式会社のクリッパーは海外でも大人気
THRIVEを展開している大東電機工業株式会社は、もともとクリッパー(電気バリカン)の製造からスタートしました。THRIVEのクリッパーは国内のみならず海外でも人気で、生産数のおよそ8割を輸出しているほどです。
業務用として、理美容サロン向け・ペットトリマー向けのクリッパーを製造販売していますので、国内外を問わず、業界のプロが安心して使用できる高品質の製品を開発していることがわかります。
参考元:大東電機工業株式会社公式サイト
幅広いマッサージャーの展開
THRIVEのマッサージャーはおよそ80種類にも及びます。ユーザーの様々な生活スタイルに寄り添った製品の開発を行い、国内外問わずファンの多いシリーズです。
THRIVEのマッサージャーは大きく5つのカテゴリで製造販売されています。
- マルチタイプ
- シートタイプ
- フットタイプ
- コンパクトタイプ
- ハンディタイプ
参考元:大東電機工業株式会社公式サイト
マッサージチェアの生産数が世界一!?
大東電機工業株式会社が製造したマッサージチェアは、1999年のリリース開始から6年という短期間で、世界一の生産数を数える規模へと急成長しました。
現在も国内外で多くのファンを獲得しています。
参考元:大東電機工業株式会社公式サイト
THRIVEのMD-8670とMD-8671の違い
ここでは、THRIVEのMD-8670とMD-8671の具体的な特徴の違いについて紹介していきます。
THRIVEのMD-8670とMD-8671の基本情報は下記の通りです。
機種 | MD-8670 | MD-8671 |
カラー | BK(ブラック) | BK(ブラック)、RE(レッド) |
価格(税込) | オープン価格 | 43,780円 |
医療機器認証番号 | 230AKBZX00041000 | 230AKBZX00042000 |
医療機器の種類 | 管理医療機器 | 管理医療機器 |
一般的名称 | 家庭用電気マッサージ器 | 家庭用電気マッサージ器 |
定格 | AC100V 50/60Hz 40W | AC100V 50/60Hz 40W |
ACアダプター | IVP2400-2000 | IVP2400-2000 |
定格時間 | 20分 | 20分 |
オートタイマー | 約15分 | 約15分 |
もみ回数 | 約22回/分 | 約22回/分 |
背すじ移動の速さ(往復) | 約120秒 | 約120秒 |
背すじ移動の距離 | 最長 : 約67cm | 最長 : 約67cm |
サイズ(座面) | 幅 約43cm | 幅 約43cm |
奥行 約31cm | 奥行 約31cm | |
高さ 約7cm | 高さ 約7cm | |
サイズ(背もたれ) | 幅 約45cm | 幅 約45cm |
奥行 約83cm | 奥行 約83cm | |
高さ 約14cm | 高さ 約14cm | |
質量 | 約6.4kg | 約7.1kg |
電源コードの長さ | 約1.8m | 約1.8m |
付属品 | ACアダプター | ACアダプター |
JANコード | 4975287607784 | BK(ブラック):4975287607791 |
RE(レッド):4975287607807 | ||
ヘッド位置 | 3段階 | 3段階 |
肩位置 | 3段階 | 3段階 |
もみ玉の幅調節 | 「背すじ」使用時 | 固定ボタン「たたき」使用時 |
全身ボタン「移動」「たたき」使用時 | ||
上下調節 | 「もみ」使用時 | 固定ボタン使用時 |
自動コース | 全身/肩/腰/ストレッチ | 全身/肩/腰/ストレッチ |
お好みコース | 単独①もみ | 固定①もみ |
固定②たたき | ||
単独②背すじ | 固定③もみたたき | |
全身①移動 | ||
複合①もみ+背すじ | 全身②もみ移動 | |
全身③たたき移動 |
MD-8670とMD-8671の具体的な違いについては、下記の6点を紹介していきます。
- カラーの違い
- 価格の違い
- 質量の違い
- もみ玉の幅調節の違い
- 上下調節の違い
- お好みコースの違い
MD-8670とMD-8671のカラーの違い
MD-8670とMD-8671のカラーの違いは下記の通りです。
機種 | MD-8670 | MD-8671 |
カラー | BK(ブラック) | BK(ブラック)、RE(レッド) |
MD-8670はブラックの1色、MD-8671はブラックとレッドの2色が製造されています。
MD-8670とMD-8671の価格の違い
MD-8670とMD-8671の価格の違いは下記の通りです。
機種 | MD-8670 | MD-8671 |
価格(税込) | オープン価格 | 43,780円 |
MD-8670はオープン価格とされていますが、ネット市場ではおよそ16,000~24,000円ほどの相場で購入が可能なようです。MD-8671も、メーカー小売価格の43,780円に対して、ネット市場では20,000円代で購入できます。
MD-8670とMD-8671の質量の違い
MD-8670とMD-8671の質量の違いは下記の通りです。
機種 | MD-8670 | MD-8671 |
質量 | 約6.4kg | 約7.1kg |
機種のサイズは同じですが、質量においては、MD-8670の方が、MD-8671に比べて0.7kgほど軽量になります。持ち運びや移動を少しでも楽にしたい方は、MD-8670を選ぶと良いかもしれません。
MD-8670とMD-8671のもみ玉の幅調節の違い
MD-8670とMD-8671のもみ玉の幅調節の違いは下記の通りです。
機種 | MD-8670 | MD-8671 |
もみ玉の幅調節 | 「背すじ」使用時 | 固定ボタン「たたき」使用時 |
全身ボタン「移動」「たたき」使用時 |
後述しますが、MD-8670とMD-8671はコースの構成が違うため、リモコンのボタンにも違いがあります。
MD-8670のもみ玉の幅は、上記リモコンの「背すじ」コース使用時に調節ができます。
MD-8671のもみ玉の幅は、上記リモコンの固定ボタン「たたき」の使用時か、全身ボタン「移動」「たたき」使用時に調節が可能です。
MD-8670とMD-8671の上下調節の違い
MD-8670とMD-8671の上下調節の違いは下記の通りです。
機種 | MD-8670 | MD-8671 |
上下調節 | 「もみ」使用時 | 固定ボタン使用時 |
MD-8670は「もみ」使用時、MD-8671は固定ボタン使用時に、もみ玉の高さの上下調節ができます。
MD-8670とMD-8671のお好みコースの違い
MD-8670とMD-8671のお好みコースの違いは下記の通りです。
機種 | MD-8670 | MD-8671 |
お好みコース | 単独①もみ | 固定①もみ |
固定②たたき | ||
単独②背すじ | 固定③もみたたき | |
全身①移動 | ||
複合①もみ+背すじ | 全身②もみ移動 | |
全身③たたき移動 |
MD-8670にて設定できるお好みコースは、単独コースが「もみ」「背すじ」の2パターンあり、この2つを組み合わせた複合コース「もみ+背すじ」の1パターン、合計3パターンがあります。
MD-8671にて設定できるお好みコースは、固定で「もみ」「たたき」「もみたたき」の3パターン、全身で「移動」「もみ移動」「たたき移動」の3パターン、合計6パターンです。
マッサージの幅広さを重視する方は、MD-8671を選ぶと良いかもしれません。
THRIVEのMD-8670とMD-8671に共通する機能
ここでは、MD-8670とMD-8671に共通して実装されている機能について紹介していきます。
ヘッド部の高さを調節するラチェット機構
MD-8670、MD-8671どちらにも、ラチェット機構が実装されています。シートマッサージャーは寝ている姿勢でもマッサージャーになるため、ラチェット機構によってヘッド部を3段階の高さに調整することが可能です。
オートタイマー機能
MD-8670、MD-8671どちらにも、オートタイマー機能が実装されています。使いすぎや電源の切り忘れを防止するため、連続稼働15分で自動的に停止する仕様です。
4種類の自動コース
MD-8670、MD-8671どちらにも、施療部を効果的にマッサージできるよう、あらかじめ設定された4種類の自動コースの選択が可能です。
- 全身コース:全身をほぐします。
- 肩コース:肩を重点的にほぐします。
- 腰コース:腰を重点的にほぐします。
- ストレッチコース:背すじを重点的にほぐします。
THRIVEのMD-8670とMD-8671の口コミ・レビュー
ここまでは、THRIVEのMD-8670とMD-8671の機能面について焦点を当ててきました。ここではTHRIVEのMD-8670とMD-8671の口コミ・レビューをAmazonからの引用で紹介していきます。
THRIVEのMD-8670の口コミ・レビュー
THRIVEのMD-8670はAmazonにて、2024年2月時点で404件の口コミ・レビューがあり、星3.7の高評価を獲得しています。
いくつかの口コミを引用して紹介します。
口コミ①:ヘビーユーズ
寝かせて使って3年半持ちました もみ方が強くて良い お値段以上に働いたと思います
口コミ②:寝たままマッサージ
背中の凝りが楽になりました。
まず「ストレッチ」次に「腰」のモードを続けるのがわたし流。シーツを畳んでシート覆うと、もみ玉の硬さが気にならないし洗濯できて一石二鳥と愛用中。口コミ③:コストパフォーマンスが最高の素晴らしい商品です!
毎日、首、肩、背中、腰が凝って辛く、満身創痍の状態で我慢の限界がきて、狭いワンルームでも、寝たまま使用できる手頃なお値段のこちらの製品を見つけて、飛びつきました。マッサージする場所は、自分で動いたりしてみたらお好きな所を揉めると思います。
引用元:Amazon
コントローラーは、単純明快で説明書を読まなくてもご高齢の方でもわかるような仕様になっています。コントローラーを入れるポケットもついています。
素材は、体を乗せる面が通気性の良いメッシュ素材で、製品の裏側が合皮素材です。
画像は、1枚目がマットレスの上に製品を置いた状態です。この本体の上に寝て使えるようになっています。
画像2枚目は、製品の裏側の状態です。
椅子等に設置して使用する際の固定バンドがついています。固定バンドには、マジックテープがついておりますので簡単に幅を調節することが可能だと思います。
マッサージしている間は極楽気分です。頭部から腰まで広範囲に渡って寝たまま15分間マッサージしてくれます。マッサージを途中で止めたい場合は、停止ボタンを押すとすぐに止まります。
マッサージ終了後は、体が軽くなります。
お陰様で、満身創痍の状態から抜け出すことができました。
こちらの製品のお陰で快適な生活ができそうです。
強い力で揉むのが好きな人向けだと思います。叩き機能がついている8671は、お値段がこちらよりも一万円以上高いです。
私は、揉み機能があるだけの手頃なお値段のこちらの製品で十分です。
座椅子等が置けない狭いワンルームでも、手軽に使えますし女性の私でもそんなに重くなくてコンパクトなのでしまうのも面倒ではありません。
私は、使用後はマットレスの脇に立てかけています。なので、いつでもすぐに使うことができます。
気持ちいいから、と長時間マッサージすると翌日、揉み返しがありますのでご注意を。
ほどほどに使うのがベストかと思います。
昔、10万円のナショナルのマッサージチェアを使用していましたが、それよりもこちらの製品の方が気持ちいいです。
横になった状態で使えるマッサージャーを探している方の多さが目立ちました。体重による負荷にも耐えながら、しっかりとマッサージをする耐久性と品質に高い評価が寄せられています。
THRIVEのMD-8671の口コミ・レビュー
THRIVEのMD-8671はAmazonにて、2024年2月時点で230件の口コミ・レビューがあり、星3.8の高評価を獲得しています。
いくつかの口コミを引用して紹介します。
口コミ①:唯一困っているのはこれなしではいられなくなるところ
50歳を過ぎてから太ってしまい、腰がだるくなるようになりました。
簡易型のマッサージ器具をいくつか試しましたが、どれも一番揉んでほしい腰周りには届かなかったり、扱いが面倒だったりで使わなくなっていました。この商品は揉み範囲が広いとのことで期待して購入。
家にあったソファにおいて使っています。座り方は少し気を使いますが、揉んでほしい部分まできっちり届き満足しています。とても気持ちよくて、もうこれなしの生活は考えられません。スライブさんに感謝です。口コミ②:買って良かった
ホームセンターで安価で売っている座椅子に設置できたのが良かった。
マッサージは最初は痛かったけど、慣れるとやめられない。(バスタオルを敷いて解消した。その後、バスタオル無しでも使えるようになった)
もみ玉の位置を細かく調整できるのと、「もみ たたき」機能は最高です。「ここ!」という場所に確実にヒットします。
リモコンに「電源OFF」機能があれば良かったです。
1年使ってますが、正常に問題無く使えております。愛用しております。口コミ③:満足です。
配達状況が気になってちょくちょくチェックしてましたが早く届き、早速使いました。体が少し軽く動きやすかなりました。主人も効くなぁ、買ってよかったと言ってくれました。体の位置とか試していきたいと思います。
引用元:Amazon
コストパフォーマンスの良さ、汎用性の高さに対する高い評価が多く寄せられていました。
MD-8670とMD-8671のどちらがおすすめなのか?
ここまで、THRIVEのMD-8670とMD-8671の機能や口コミ・レビューを解説しました。そこで「結局私にはMD-8670とMD-8671のどちらがおすすめなの?」といった疑問を抱く方もいるはず。
ここでは疑問を解消する意味で以下の2つの項目を解説しましょう。
- THRIVEのMD-8670がおすすめの方の特徴
- THRIVEのMD-8671がおすすめの方の特徴
THRIVEのMD-8670がおすすめの方の特徴
THRIVEのMD-8670がおすすめの方の特徴は以下の通りです。
- 固定された場所でなく、持ち運びをして使いたい方
- 部位にピントをあてて重点的なマッサージをしたい方
- 家具で部屋のスペースを取られたくない方
MD-8670は比較的軽量なので、部屋の移動などで持ち運ぶことも可能です。そのため「固定された場所でなく、持ち運びをして使いたい」と思っている方はMD-8670をおすすめします。
また、女性やお年寄り、ペットとお住まいの方など、あまり重い物を持ちたくない、部屋のスペースが限られている、という方への贈り物としても、軽量でマッサージチェアのように部屋のスペースを取らないMD-8670はおすすめです。
THRIVEのMD-8671がおすすめの方の特徴
THRIVEのMD-8671がおすすめの方の特徴は以下の通りです。
- 安価で本格的なマッサージをしたい方
- あまり持ち運びを想定していない方
- 部位はバランスよく、いろいろなマッサージを体感したい方
MD-8671はレビューでもMD-8670にはないたたき機能が実装されている点に高い評価が多く寄せられています。そのため「機能性に優れ、マッサージチェアよりも安い相場で満足度の高いマッサージャーが欲しい」という方はMD-8671をおすすめします。
また、優しいマッサージャーよりも、しっかりと手ごたえの感じるマッサージャーの方が、筋肉がほぐれていると感じる、という方にとって、MD-8671は本格的な機能が実装されているのでおすすめです。
THRIVEのMD-8670とMD-8671の違いを理解して、最適な方を選ぼう【まとめ】
この記事では、ブランドのTHRIVEについての基本情報、MD-8670とMD-8671のスペックや価格などの違い、口コミやレビュー、そして今この記事を読んでいる方にはMD-8670とMD-8671のどちらがおすすめかについて解説しました。
THRIVEのMD-8670とMD-8671はAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングで安く購入できます。以下にリンクを貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。
なお、このブログでは「ブラウンオーラルBのio10とio9の違いとは?」といった記事も用意しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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