ドイツ発祥の電気器具メーカー「ブラウン」。
ブラウンのメンズ向け電気シェーバーは多くのシリーズが展開されており、なかでも肌への密着性をきわめた“密着シリーズ”は、価格も種類も豊富です。
“密着シリーズ”のひとつである「シリーズ5」は同じ機能をそなえたシリーズのなかでも比較的お手頃な価格帯。それゆえ、ブランドの定番アイテムともいわれている存在です。
ただ種類が多い商品は、それぞれの違いがわかりにくく比較しにくい、という難点もかねそなえています。
シンプルな付属品で構成されている51-m1200sと51-w1200sですが、実はその違いをはっきりとはわかっていない、という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は
- 51-M1200sと51-W1200sの違い
- 51-M1200sと51-W1200sの機能と特徴
- 51-M1200sと51-W1200sについている付属品
- 51-M1200sと51-W1200sの口コミ・レビュー
について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
51-M1200sと51-W1200sの違いは?
51-M1200sと51-W1200sの違いは「色」。シェーバー本体にほどこされた配色が違います。そのほかの点、たとえば替刃の形や稼働時間などの機能、アタッチメントといった付属品はすべて同じです。実は型番に割りふられた英数字は商品についての情報をあらわしていて、知っておけば商品選びの際に大いに役立ちます。
- Mはミントブルー、Wはホワイトという意味
- 51はシリーズ5の1世代目
- 1200sは充電スタンド&アルコール洗浄システムなし
- 51-M1200sと51-W1200sはポーチがついている
Mはミントブルー、Wはホワイトという意味
51-M1200sとの「M」と51-W1200sの「W」はシェーバー本体の色をあらわしていて、「M」はミント、「W」はホワイトです。
型番の後半部分、先頭のアルファベットはシェーバーのカラーについての情報で、この「色コード」は現在確認できるもので9つあります。
色コード | カラー | 該当商品例 |
---|---|---|
A | アズールブルー | 52-A7000cc |
B | ブルー | 52-B7200cc |
C | ゴールド | 72-C7650cc |
G | グレー | 62-G7200cc |
M | ミント | 52-M7500cc |
N | ブラック | 52-N7200cc |
R | レッド | 61-R4650cs-V |
W | ホワイト | 51-W1200s-V |
S | シルバー | 62-S1200s |
「51」はシリーズ5の2代目という意味
密着シリーズであるシリーズ5、シリーズ6、シリーズ7はすべて「00-x0000x」という型番なのですが、先頭の2桁の数字はシリーズのうちの何代目に該当するかをあらわす世代コードです。
つまり「50-x0000x」はシリーズ5の初代、「51-x0000x」はシリーズ5の2代目、というわけです。
この型番のシリーズ5は2025年1月時点で3代目まで製造されています。
発売年 | シェーバー(新シリーズ5) |
---|---|
2024 | 52-M7500cc、52-B7200cc、52-N7200cc、52-A7000cc |
2022 | 51-M1200s、51-W1200s、51-M4500CS、51-R7200cc、51-B7200cc |
2021 | 50-M1200s、50-W1200s、50-R1200s、50-B1200s、50-M4500Cs |
2020 | 50-M1000s、50-W1000s、50-M4200cs、50-B7000cc、50-B1000s、50-R1000s |
1200sはアクセサリーと付属品の情報
密着シリーズの型番「00-x0000x」の後半部分、4桁の数字と最後のアルファベットはアクセサリーや付属品についての情報です。
「1200s」は「充電スタンドなし」「アルコール洗浄システムなし」「キワぞりトリマーあり」を意味しています。
51-M1200s-Vと51-W1200s-Vはポーチがついている
よく似た型番で語尾に「-V」がついた商品がありますが、これはポーチがついているか否かをあらわしています。そのため51-M1200s-Vと51-W1200s-Vはポーチがセットでついてきます。
51-M1200sと51-W1200sの機能と特徴
51-M1200sと51-W1200sは、アクセサリーや付属品がいたってシンプル。シェーバー自体も密着シリーズのなかではもっとも素朴なつくりです。そのため低価格でありながら高機能という特徴があります。
密着シリーズ5の機能や特徴についてご紹介します。
- 独自の3連密着ブレード
- フル充電で約50分稼働
- クイック洗浄システム
- 人工知能テクノロジー
- ヘッド切り替えシステム
- 100%防水
独自の3連密着ブレード
シリーズ6のヘッドは縦に動く「スイング密着システム」、シリーズ7のヘッドは縦にも横にも動く「360°密着システム」。それにくらべシリーズ5は固定式であるため、6と7のようにヘッドは動きません。ですが、可動域が限られていたとしても、あくまで“密着シリーズ”。ヘッドに搭載された3枚の刃は「3連密着ブレード」とよばれ、それぞれ独立して動くことで肌表面に密着します。ほかのシリーズと違ってヘッドが動かないぶん、細かい角度は自分で調整が必要ではあるものの、使い心地の良さや深剃り具合は劣りません。
フル充電で約50分稼働
1時間のフル充電で約50分の連続稼働が可能です。また時間がないときに重宝する急速充電も可能なので、5分でシェービング1回分の充電ができます。
クイック洗浄システム
シリーズ5、ならではの特徴である「クイック洗浄システム」は、面倒なヘッドのお手入れを簡単にすばやく済ませることができます。
ヘッドの首元には両サイドに穴があいていて、シェーバーを逆さにした状態でその穴に水を流せば内側から汚れやゴミを押し出してくれる構造です。
100%防水
シェーバー本体は100%防水設計なので、フォームを使用したシェービングやお風呂での使用も可能です。
人工知能テクノロジー
51-M1200sと51-W1200sはともに2022年に発売されており、それまでのシリーズ5の商品にはなかった“人工知能テクノロジー”を搭載しています。ブラウンのなかで初めて人工知能テクノロジーをとりいれたのは密着シリーズ7のシェーバー。そこを皮切りに、次世代の密着シリーズや7以降の新しいシリーズにも搭載されるようになりました。
人工知能によりヒゲの濃さを認識できるようになったブラウンのシェーバー。エリアによってパワーの強弱は毎秒およそ200回調整され、肌には必要以上の負荷がかからないよう配慮されています。
51-M1200sと51-W1200sについている付属品
51-m1200sと51-w1200sは同シリーズのなかでもいたってシンプルで、最低限の付属品「シェーバー本体」「電源コード」「ブラシ(掃除用)」にプラスで「キワぞりトリマー」が加わったセット商品です。そのため、希望する付属品がある場合は、シェーバーの種類と付属品、どちらも踏まえて選ぶ必要があります。
アクセサリーや付属品に焦点をあててシリーズ5の商品をご紹介します。
- トリマー
- 充電スタンド「4000cs」
- アルコール洗浄システム「7000cc」
トリマー
もし基本的な髭剃りとしての機能のほかにトリマーとしてもシェーバーの購入を検討しているのであれば、型番の数字右から3つを参考にすると付属するトリマーの種類がわかります。
付属品コード | トリマーの種類 | 該当商品例 |
---|---|---|
8 | 無精ヒゲトリマー | 該当なし |
6 | ボディグルーマー | 72-C7650cc |
5 | ヒゲトリマー | 51-M4500cs-V |
3 | 洗顔ブラシ | 72-G7530cc |
2 | キワぞりトリマー | 52-B7200cc |
つまり、「0200」であればキワぞりトリマーが、「0650」であればボディグルーマーとヒゲトリマーがついてくる、ということ。
トリマーの種類 | シェーバー(新シリーズ5) |
---|---|
ヒゲトリマー | 52-M7500cc、51-M4500CS、50-M4500CS |
キワぞりトリマー | 52-B7200cc、52-N7200cc、51-M1200s、51-W1200s、51-R7200cc、51-B7200cc、50-M1200s、50-W1200s、50-R1200s、50-B1200s、50-M4200cs |
密着シリーズ5ではヒゲトリマーとキワぞりトリマー以外のトリマーは確認できませんでした。また現在、密着シリーズのなかで無精ヒゲトリマーがセットになっている商品はありませんでした。
充電スタンド「4000cs」
もしシェーバーを、自立した状態で充電・保管したいとお考えであれば充電スタンドがあれば便利です。充電スタンドが付属されている場合の型番は、後半部分が「4」ではじまり「cs」で終わります。
シリーズ5のなかで充電スタンドがセットの商品は3つ確認できました。
型番 | シェーバー(新シリーズ5) |
---|---|
4000cs | 51-M4500cs、50-M4500cs、50-M4200cs |
アルコール洗浄システム「7000cc」
クイック洗浄システムで簡単にヘッドを洗えても、まとわりつく皮脂などの強い汚れはやはり水だけでは落としきれません。そんなときはシェーバーのヘッド部分を差し込むだけでアルコール洗浄ができる「アルコール洗浄システム」を使えばしっかりお手入れできて清潔です。
アルコール洗浄システムが付属されている場合の型番は、後半部分が「7」ではじまり「cc」で終わります。
シリーズ5のなかで充電スタンドがセットの商品は7つ確認できました。
型番 | シェーバー(新シリーズ5) |
---|---|
7000cc | 52-M7500cc、52-B7200cc、52-N7200cc、52-A7000cc、51-R7200cc、51-B7200cc、50-B7000cc |
51-M1200sと51-W1200sの口コミ・レビュー
51-M1200sと51-W1200sのシェーバーについて寄せられたレビューを一部ご紹介します。
- 良い口コミ
- 悪い口コミ
良い口コミ
口コミ①:深ぞりでコスパが良い10年間使ってた5枚歯ラムダッシユが壊れたので格安のブラウンの3枚歯にしてみました、深ぞりで充電も早く価格も安すいので満足しています。
口コミ②:充電が早くバッテリーが長持ち以前は国内メ―カ―の同じ位の値段で同じ三枚刃を使っており、ブラウンは初めてでしたが、こんなに剃れるんだなと驚きました。充電も早いし、バッテリーの持ちも長いので満足してます。
口コミ③:常に清潔軽い使い心地。
引用元:amazon
水洗いしやすくて常に清潔。
悪い口コミ
口コミ①:剃るスピードはシリーズ7より遅いブラウンシリーズ7を使用してましたが、電池の劣化などで買い替えました。充電を終えて使用してみると、髭は綺麗に剃れるのだがスピードが遅い。以前の機種から比べると10分の1ぐらいの速さでした。
口コミ②:充電スタンドが付いていなかったよく見ていなかったこちらが悪いのだが、当然付いていると思っていた充電スタンドが付いていなかったので不便だった。剃り心地は悪く無いのでそこだけが残念。
口コミ③:剃り残しがある使い易いが、首から脇顎辺りにかけて少し剃り残しがありました。。
引用元:amazon
以前に使っていたシリーズは上位機種だったからか、剃り残しは気にならなかったです。
51-M1200sと51-W1200sの違いを知って、自分に合った製品を選ぼう【まとめ】
51-M1200sと51-W1200sの違いを題材に、シリーズ5の商品について広く解説しました。
昨今の男性は女性と同じくらい美意識が高く、毎日欠かさずスキンケアをおこなっている方もめずらしくありません。そんな現代のニーズに応えるかのように、豊富なシリーズ展開を誇るブラウンのシェーバー。そのなかでも“密着シリーズ”は、旧型の長所はそのままに、革新的な機能とスマートなデザインでほかの商品と一線を画すような進化をとげている印象があります。
51-M1200sと51-W1200sは色違いというだけで、どちらも同じ機能とセット内容の商品です。基本のセット「シェーバー本体」「電源コード」「ブラシ(掃除用)」に「キワぞりトリマー」がついています。もし、日常的にもみあげや顔まわりのうぶ毛もケアしたい、そうお考えであればおすすめの商品です。
密着シリーズの性能や使い心地に興味があるけれど高価なシェーバーには抵抗がある、そんな場合はシリーズ5であればちょうどいい商品が見つかるかもしれないので、ぜひチェックしてみてください。
なお、このブログでは「YOLU(ヨル)のシャンプーはどっちがいい?匂いや成分、値段の違いを比較」といった記事も用意しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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