【徹底比較】カウブランド無添加シャンプーのしっとりとさらさらの違いは?口コミ・レビューや成分、リニューアルポイントも解説

シャンプー

赤箱でおなじみの牛乳石鹼の会社から発売されているカウブランド無添加シャンプー。敏感肌でも使いやすく、大人から子どもまで使える無添加のシャンプーとして人気です。一方で、カウブランド無添加シャンプーはしっとりさらさらの2種類があり、どちらを選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

皆様の中には、以下のような疑問を抱えている方もいらっしゃるはず。

  • カウブランド無添加シャンプーのしっとりとさらさらの成分の違いは?
  • カウブランド無添加シャンプーのリニューアルで変わったポイントは?
  • カウブランド無添加シャンプーの口コミ・レビューは?

そこでこの記事では、カウブランド無添加シャンプーの特徴やリニューアルポイント、しっとりとさらさらの違いについてまとめました。(現在はリニューアルされ、カウブランド無添加シャンプー「うるおいケア」と「さらさらケア」になっていますが、定着している過去の名称の「しっとり」と「さらさら」で解説します。以下、「しっとり」=「うるおいケア」、「さらさら」=「さらさらケア」を指します。)どんな人におすすめのシャンプーかもまとめているので、ぜひ購入前の参考にしていただければと思います。

カウブランド無添加シャンプーとは?

カウブランド無添加シャンプーは、地肌をいたわりながら洗える天然由来アミノ酸系洗浄成分配合の弱酸性シャンプーです。ノンシリコーン処方で、デリケートな肌でも使えるように配慮された無添加・低刺激処方。2024年9月10日にリニューアルして発売され、「うるおいケア」「さらさらケア」の2種類のタイプがあります。どちらもポンプ付きのボトルが470mlで1,000円(税抜)、詰め替え用が360mlで600円(税抜)と手に取りやすい価格です。

ここではカウブランド無添加シャンプーの「しっとり」と「さらさら」に共通する特徴について、具体的に以下の5点を解説します。

  • カウブランド無添加ってどんなブランド?
  • アミノ酸系シャンプーとは?
  • 無添加&低刺激処方
  • ノンシリコーン処方
  • リニューアルしたポイントは?

カウブランド無添加ってどんなブランド?

カウブランド無添加」は牛乳石鹸を販売する牛乳石鹸共進社株式会社から出ているブランドです。カウブランド無添加シリーズでは、無添加で肌への刺激が少ないフェイスケアやボディケア、ヘアケア商品を販売しています。すべての商品が着色料・香料・防腐剤・品質安定剤・アルコール無添加(フェイスケアシリーズはさらに鉱物油も無添加)で、肌に優しい商品づくりにこだわっています。

メイク落としミルクや洗顔フォームなどは、SNSでもバズっていて、肌に負担をかけずに洗えるクレンジング・洗顔料としてとても人気ですよね。どの商品もドラッグストア等で手に入り、デイリー使いしやすい価格設定なのも魅力です。

アミノ酸系シャンプーとは?

アミノ酸系シャンプーとは、皮膚や髪の毛を構成しているタンパク質の元となる「アミノ酸」を含んだ界面活性剤を配合したシャンプーのこと。肌と同じ弱酸性で刺激が少なく、適度な洗浄力でタンパク質を守りながら優しく洗い上げることができます。また、洗った後にギシギシしにくいのも特徴のひとつです。アトピー体質の方や肌が敏感な方、頭皮の乾燥が気になる方におすすめのシャンプーと言えます。

シャンプーを選ぶ際に一番大事になるのが洗浄成分(界面活性剤)です。水と油をなじみやすくさせる界面活性剤は、水だけでは落とせない頭皮や髪についた汚れやスタイリング剤を洗い流す重要な成分です。シャンプーの洗浄成分として配合される界面活性剤には、高級アルコール系・石鹸系・アミノ酸系・タンパク系・ベタイン系など様々な種類があります。

高級アルコ―ル系・石鹼系は洗浄力が高くて泡立ちがよいものが多いものの、その分肌への刺激が強いことも。タンパク系はアミノ酸系よりは弱めの適度な洗浄力で、弱酸性で低刺激。タンパク質を補い、ヘアカラーの退色を防ぎながら洗えるのも特徴です。ベタイン系はベビーシャンプーにも使われるほど安全性が高く低刺激。その分洗浄力も泡立ちも弱い傾向にあります。

カウブランド無添加シャンプーに使われているアミノ酸系の洗浄成分は、洗浄力が適度で、弱酸性で低刺激。敏感肌用の商品などに使われることも多く、洗浄力と刺激のバランスがとれた界面活性剤といえます。

無添加&低刺激処方

「無添加」とは添加物をいれていないという意味ですが、化粧品では無添加表示について法律での決まりは無いため、「無添加」といっても、何が無添加なのかはメーカーやブランドによって変わってきます。カウブランド無添加シャンプーでは、着色料・香料・防腐剤・品質安定剤・アルコールが無添加となっています。アレルギー反応が出る可能性のある成分を使わず、皮ふアレルギーテスト、敏感肌の方によるパッチテストも実施しています(いずれも全ての方にアレルギーが起こらないということではありません)。

低刺激な処方で、肌がデリケートな小さなお子様にも安心して使えるシャンプーなので、家族みんなで一緒に使えるのも嬉しいポイントです。赤ちゃんにも使用できますが、赤ちゃんの肌は非常にデリケートなので生後3か月以降の使用が推奨されています。

また、無香料なことに加えて、原料臭の少ない原料を採用するなど素材にもこだわっています。シャンプーの強い香りが苦手な方や、つわりなどで香料を避けたい方にも使いやすい商品といえます。

ノンシリコーン処方

ノンシリコーンとは、髪の毛をコーティングして指通りをよくしたりツヤを与えるシリコーンを配合していないことを指します。一般的に、シリコーン入りのシャンプーは、しっとりとまとまりの良い仕上がりになるので、髪の量が多くて広がりやすい方やダメージが気になる方におすすめ。ノンシリコーンシャンプーは、刺激が少なく、さらりとした軽い仕上がりになるので、フケやかゆみなどの頭皮のトラブルがある方や髪のボリュームを出したい方におすすめです。

カウブランド無添加シャンプーは低刺激を謳っている商品なだけあり、ノンシリコーン処方になっているのも納得ですね。また、ノンシリコンシャンプーは洗い上がりが軋みやすいといわれますが、カウブランド無添加シャンプーはコンディショニング成分を配合しているので軋みにくい処方になっています。リンスなしでも使用できますが、髪の長い方やパサつきが気になる方はコンディショナーとの併用がおすすめです。

リニューアルしたポイントは?

2024年9月のリニューアルでは、肌へのやさしさはそのままに、うるおい感がパワーアップしました。フェイスケアシリーズにも配合されている肌に元々あるうるおいに近い3つの保湿成分、セラミド・ヒアルロン酸・グリシンを新配合。また、うるおいベール成分が洗浄中に出現する処方をプラスして、洗い上がりの軋み感が抑制され、髪の仕上がりが向上しました。加えて、パッケージも一新され、プラスチックの量を削減し環境に配慮された容器となり、ボトルの側面には透明な窓(ビジブルライン)がつき、残量が一目で分かるように改良されました。

成分を比べてみると、旧タイプと同じ成分はしっとりは4つ(19成分中)、さらさらは7つ(18成分中)とかなり少なく、メインの洗浄成分も変わっていましたので、リニューアルと言っても全く違う商品に変わったような印象を受けました。

カウブランド無添加シャンプーのしっとりとさらさらの違いは?

カウブランド無添加シャンプーのしっとりとさらさらではどんな違いがあるのでしょうか?それぞれの全成分は以下の通りです。(両方に配合されている成分には黄色のマーカーをつけています。)

しっとり(うるおいケア)の全成分

成分配合目的
ベース成分
ココイルメチルタウリンNa植物性アミノ酸系洗浄成分
コカミドプロピルベタイン植物性洗浄成分
スルホコハク酸ラウレス2Na植物性洗浄成分
ココアンホ酢酸Na植物性洗浄成分
カプリリルグリコール保湿成分
コカミドメチルMEA植物性洗浄成分
ラウリルヒドロキシスルタイン植物性洗浄成分
PPG-2コカミド植物性洗浄成分
セラミドNG保湿成分
ヒアルロン酸Na保湿成分
グリシン保湿成分
ポリクオタニウム-61保湿成分
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa保湿成分
PCA-Na保湿成分
ポリクオタニウム-10植物性コンディショニング成分
グリセリン保湿成分
BG保湿成分
クエン酸ベース成分
参考元:カウブランド無添加

さらさら(さらさらケア)の全成分

成分配合目的
ベース成分
ココイルメチルタウリンNa植物性アミノ酸系洗浄成分
コカミドプロピルベタイン植物性洗浄成分
スルホコハク酸ラウレス2Na植物性洗浄成分
ラウラミドプロピルアミンオキシド植物性洗浄成分
カプリリルグリコール保湿成分
ラウリルヒドロキシスルタイン植物性洗浄成分
PPG-2コカミド植物性洗浄成分
コカミドメチルMEA植物性洗浄成分
ココイルグルタミン酸Na植物性アミノ酸系洗浄成分
セラミドNG保湿成分
ヒアルロン酸Na保湿成分
グリシン保湿成分
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa保湿成分
イヌリン保湿成分
ポリクオタニウム-10植物性コンディショニング成分
ポリクオタニウム-7コンディショニング成分
クエン酸ベース成分
参考元:カウブランド無添加

こう見ると両方に配合されている成分が非常に多いのが分かりますね。では、どのような違いがあるのか、成分の違いについて以下の3点について解説します。

  • 洗浄成分の違い
  • 保湿成分の違い
  • 仕上がりの違い

洗浄成分の違い

両方に配合されている成分として、メインとなる洗浄成分が3つ配合されています。

  • ココイルメチルタウリンNa~マイルドな洗浄力で刺激が少なく、肌が敏感な方や皮膚が弱い方にも使いやすい、ヤシ油からできた天然由来のアミノ酸系界面活性剤
  • コカミドプロピルベタイン~ベビーシャンプーなどでも使われるベタイン系界面活性剤
  • スルホコハク酸ラウレス2Na~低刺激で泡立ちの良い陰イオン性界面活性剤

このメイン3つに加えて、それぞれに配合されている洗浄成分に違いがあります。

  • しっとり:低刺激で泡立ちの良いベタイン系界面活性剤のココアンホ酢酸Naが配合されている。
  • さらさら:泡立ちを良くしたり皮膚刺激を緩和するベタイン系界面活性剤のラウラミドプロピルアミンオキシドと弱酸性で刺激性が特に低い植物性アミノ酸系洗浄成分のココイルグルタミン酸Naを配合している。

メインの洗浄成分3つが同じなことからも洗浄力に大きな差はないと思われますが、さらさらの方にベタイン系よりも洗浄力の強いアミノ酸系洗浄成分をプラスで配合することで洗浄力に差をつけていると考えられます。ただ、どの洗浄成分も低刺激なものが選ばれているので、どちらのタイプも肌へ優しさにこだわったシャンプーであるといえるでしょう。

保湿成分の違い

リニューアルで新配合された、素肌に元々存在する保湿成分であるセラミドNG・ヒアルロン酸Na・グリシンは共通しています。違いがある成分は次の通りです。

  • しっとり:保湿力が高く、皮ふへの刺激が少ないグリセリンBG(ブチレングリコール)を配合。ポリクオタニウム-61は界面活性剤による皮膚刺激を低減して肌を保護する効果があり、PCANaは保水力が高く、髪のもつれを低減する効果もあります。
  • さらさら:髪にさらさら感やなめらかさを与える効果があるイヌリンが配合されています。

いずれの保湿成分も肌への刺激が少ないものを採用されており、しっとりには9種類、さらさらには6種類が配合されています。しっとりの方がより保湿重視で、さらさらは感触の良さを優先した成分選びで仕上がりに差をつけていると考えられます。

仕上がりの違い

  • しっとり:地肌をしっとり洗い上げて、毛先はまとまりのある髪に。
  • さらさら:地肌をすっきり洗い上げて、指どおりの良い毛先はさらさらに。

両方に植物性コンディショニング成分としてポリクオタニウム-10が配合されていますが、さらさらにのみプラスでコンディショニング成分ポリクオタニウム-7が配合されています。こちらは、髪になめらかな感触をもたらす成分なので、しっとりよりも指通りの良さやさらさら感を感じる処方になっているようですね。

カウブランド無添加シャンプーしっとりとさらさらどちらを選ぶ?

ここまでカウブランド無添加シャンプーのしっとりとさらさらの違いについて解説しました。これらを踏まえて、しっとりとさらさらは仕上がりの好み、髪質に合わせて選ぶことができます。それぞれがどんな方におすすめかを以下にまとめました。

  • しっとり(うるおいケア)がおすすめの方
  • さらさら(さらさらケア)がおすすめの方

しっとり(うるおいケア)がおすすめの方

  • 特に肌が敏感な方
  • 頭皮の乾燥が気になる方
  • 髪の量が多くボリュームを抑えたい方
  • 洗い上がりにまとまりがほしい方
  • しっとりとした仕上がりが好きな方

保湿成分を多く含み、マイルドな洗浄力で洗えるしっとりタイプは、とにかく頭皮も髪もうるおいたい、頭皮をいたわりたい方におすすめ。また、ダメージで髪の広がりや乾燥が気になる方もしっとりタイプを選ぶのが良いでしょう。

さらさら(さらさらケア)がおすすめの方

  • 軽い仕上がりが好きな方
  • 乾燥が気になるけどすっきり洗いたい方
  • 頭皮のべたつきが気になる方
  • さらさらな仕上がりが好きな方
  • ボリュームが出してふんわり仕上げたい方

保湿成分もしっかり配合していて程よい洗浄力のさらさらタイプは、乾燥も気になるけどしっかり洗いたいという両方を叶えます。乾燥によって皮脂が出て頭皮のべたつきが気になる方や頭皮の臭いが気になる方もすっきりと洗えるさらさらがおすすめです。

カウブランド無添加シャンプーの口コミは?

商品がリニューアルして間もないこともあり、口コミやレビューは少ないですが、2024年11月時点の

  • 良い口コミ
  • 悪い口コミ

をそれぞれまとめました。

良い口コミ

口コミ①:肌に優しい
ドラストで売っているシャンプーを使い始めてから調子が悪くついに頭皮にニキビができてじゅくじゅくになってしまい痛痒い…ということで優しそうなシャンプーを探していました。使ってみたところ泡立ちもよく頭も痒くならなかった。髪ももつれずにサラサラで気に入りました。

口コミ②:やさしい感じは変わらない!
リニューアル前から使ってます!肌にやさしい感じで、子供と一緒に使えるのがGOOD!家族みんなでこれ1本でお風呂場もスッキリ!

口コミ③:髪、頭皮トラブルの方に!
この価格で刺激物を出来るだけ取り去った良品。髪や頭皮トラブルの方に是非試してほしい製品です。この手のシャンプーの中ではCPは最高だと思いました!

引用元:Amazon

この他にも、敏感肌でも安心して使える、泡立ちがよく気に入った、既存品よりもさらにシャンプー後の指通りが良くなった気がする、ノンシリコーンだけど軋みがなくシャンプーだけでも指通りが良いなどの声がありました。

悪い口コミ

口コミ:シャバシャバになった
リニューアル後、内容量が減り、さらに値上げになったにも関わらず、液がシャバシャバになりました。前はとろみがあって、手からこぼれなかったのですが、新しいものは髪につける前にこぼれてしまう…。悲しい。

引用元:Amazon

この他にも、リニューアルしてから肌に合わなくなった、原料臭が気になった、という口コミもありましたが、総合すると良い口コミがほとんどでした。

カウブランド無添加シャンプーしっとりとさらさらの違いを知って自分に合うタイプを選ぼう!【まとめ】

カウブランド無添加シャンプーは、低刺激処方で敏感肌や乾燥肌にぴったり。とくに、頭皮に優しいシャンプーを使いたい、フケやかゆみ・乾燥などの頭皮のトラブルに悩んでいる、小さなお子様と一緒のシャンプーを使いたいという方に選ばれている人気の無添加シャンプーです。

しっとりは、頭皮も髪もうるおってまとまりのある仕上がりにしたい方、さらさらは乾燥も気になるけどすっきりと洗いさらさらの髪に仕上げたい方におすすめです。

購入はドラッグストアやオンラインストアで可能です。特にオンラインでは定期購入やキャンペーン割引でお得に入手出来るので、以下のリンクをクリックしてぜひチェックしてみてください。

なお、このブログでは「YOLU(ヨル)のシャンプーはどっちがいい?匂いや成分、値段の違いを比較」といった記事も用意しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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